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五苓黄解は急な「じんましん」にも

五苓黄解は、漢方薬の五苓散(ごれいさん)と黄連解毒湯(おうれんげどくとう)を合わせたドリンクタイプの漢方薬です。

 

いろいろな使い方が出来る汎用性の高い薬で、胃腸の不調以外に当ブログで再三御紹介している熱中症の他にも、急性の蕁麻疹(じんましん)にも良く使われています。

 

先日友人(40歳男性)から「蕁麻疹が急に出て、かゆくて辛い

。仕事にならない」という話を聞きました。

 

聞けば8月25日土曜日の朝、急にかゆみが出たという事です。

お腹周りを少し見せてもらいましたが、確かに赤くポツポツとした蕁麻疹が出ていて非常にかゆそうです。

(この写真は25日の夜に奥様が撮られた写真です。背中一面に赤みが広がり、非常にかゆそうです)

その話を聞いてすぐ五苓黄解を飲んでもらいました。

飲んで直ぐに「なんかよさそう」とポツリともらしていましたが、その日のうちにもう2本、次の日も3本飲むように伝えました。

 

聞けば翌日の26日は1日ゆっくり休むことが出来ていたとの事で、その事も非常に大きかったのではと思います。

 

そして昨日、27日に様子を見に行ったところ下の写真の様になっていました。

赤みと腫れが引き、かゆみも8~9割鎮まったとの事で、非常に喜んでいただけました。

 

(写真掲載について快諾して頂きありがとうございます)

漢方的には蕁麻疹は体の熱と水のバランスが崩れる事で起こると考えられています。

 

五苓黄解は前述の通り、体の水バランスを整える「五苓散」と熱バランスを整える「黄連解毒湯」を合わせたものです。

それらの働きによって非常にスピーディに改善したのではないかと思います。

 

かゆみが出る前日、苦手な辛口のコンビニ弁当を食べた事が原因ではないかと本人は分析していました。

非常に多忙な毎日を過ごしておられるため、体に疲労が蓄積し、食べなれないものを食べた結果、蕁麻疹という形で現れたのではないかと思います。

漢方薬だけでなく、ゆっくり休めたという事も大きな要因だったと考えられます。

 

五苓黄解は色々な悩みに使えます。

ぜひご活用下さい!